カメラが進化するたび、設定項目が増えることありますよね。
色々と増えた項目のなか、ライブ写真の出来に盛大にかかわってくるサーボAFにも項目が追加されてました。
AFの性能向上は、ありがたいことです。でも、それを使いこなせないと宝の持ち腐れです。
元からあった設定から試し、細かく設定して撮影。
ライブ中に項目をいじりながら、最適な数値を探りました。
なぜ、サーボAFにこだわるかというと。
ピントさえが合っていれば『この写真をSNSに上げるのに!』 という、くやしい思いをなくしたいからです。
このブログを参考にして、ピントが外れた失敗写真が一枚でも少なくなればうれしいです。
最新のライブ写真にポートレートをのせてますので、SNSもよろしくお願いします。
おすすめの設定
色々と試しましたが、被写体追従性+2 速度変化に対する追従性+2に落ち着きました。
被写体追従性
一つの被写体を追いつづけたいときは、➖にすればフレームから外れかけても狙っている被写体にピントを合わせようとしました。
+にすればフレームから外れそうになると、フレーム内にいる被写体にピントを合わせようとしました。
ライブ撮影だと入れかわり立ちかわり、アイドルさんはポジションをかえます。
フレームにキレイにおさまっているときは良いんですが、望遠でアップを狙っているとフレームから外れることが多いです。
そんなときでも狙っている被写体がフレームから外れても、フレーム内にいる被写体にレスポンス良くにピントを合わせてくれました。
ライブ写真は偶然の産物なので、フレーム内にいる被写体を追ってくれるのは非常にありがたいです。
もし推し一人を撮りたいなら、➖にして推し一人を追いつづけるのもアリです。
速度変化に対する追従性
ステージの上の被写体は、高速で予期せぬ動きをします。
おすすめは急な動きだしに対応できる+2が、いちばん被写体を追ってくれました。
ライブ撮影ではなく風景や物撮りなどでは、手ブレ対策に➖2にしとくとピント外れがなかったです。
この項目のおすすめは文句なく、+2にしとけば問題ないです。
サーボAFの種類
もし設定がわからない人や、イジるのがイヤな人は、元からある設定を使うことをおすすめします。
ライブ撮影で一番つかえたのは、AUTOとCase3でした!
Case1:汎用性の高い基本的な設定
最初に設定されているだけあって、どんな被写体でも撮れました。
サーボAFの項目に気づかなかったとき、この項目でずっとライブ撮影をしてました。
でも、問題なく撮影ができました!
Case2:障害物が入るときや、被写体がAFフレームから外れやすいとき
この項目をつかうと推しの前にメンバーやスピーカーなどの障害物があっても、一人を追いつづけてくれました。
もし推し一人だけを撮りつづけている人には、もってこいの設定でしょう。
Case3:急に現れた被写体に素早くピントを合わせたいとき
狙っている被写体の前に他のメンバーが出てきてら、出てきたメンバーにピントを合わせてくれました。
手前にいる被写体にピントを合わせてくれるので、なるべくアップで撮りたい人におすすです。
Case4:被写体が急加速/急減速するとき
自分は項目の名前にひかれて、Case4のメーター+2にして自分の設定にしてます!
すべて+2にしてますが、本来は+1と0です。
CaseA:被写体の動きの変化に応じて追従特性を自動で切り換えたいとき
風景にポートレートに商品のブツ撮り、色んなものを撮る人はAUTOにしとくとよいです。
ライブ撮影でも、この項目はかなりつかえました。
設定をイジりたくない人も、AUTOがおすすめです!
追尾する被写体の乗り移り
AFに関するメニューを一つ一つチェックしていると、なんかヤバイそうなメニューがあったのでチェックしてみた。
とりあえず開いて、説明文を読んでみる。
一点AF以外ならフレーム内にいる被写体に、次々とピントを合わせていくってことか。
(2)して実践してみると親指AFやシャッターボタン半押しを繰り返すことで、フレーム内にいるメンバーにピントが移りかわっていく!
これは(2)に固定して手前にいるメンバーやスポットライトが当たっているメンバーに、ピントを合わせることができた。
結論、ライブ撮影では(2)にして、被写体を選びシャッターを切れる!
まとめ(結論)
検証結果のサーボAFの設定。
- おすすめの設定は?
- 被写体追従性+2 速度変化に対する追従性+2
- 元からある設定から選ぶ。
- AUTOかCase3がライブ撮影に使えました。
- 追尾する被写体の乗り移り
- 追尾する被写体の乗り移り+2
サーボAFを設定する前に、その他の設定も大事です。
カメラ設定をまとめましたので、よければ読んでやってください。
EOSR6がメンテから帰ってきたので設定を見直してライブ撮影に挑みました
今回、使用機材はEOSR6+RF70-200F2,8
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