ライブハウスは暗くて写真撮影には、不向きなのは知ってのとおりです。
でも、その暗さを克服し、自分の思い描いた写真を撮れたら、どんなにいいだろう。
写真を構成しているのは、絞り(F値)シャッタースピード(SS)ISO(イソ)感度(ISO)の三つ。
今回は絞り(F値)に焦点をあて、ライブ撮影中にF値を変えながら撮影しました。
今回のブログではF値を変えることで、どんなライブ写真が撮れるのか検証しました。
最新の写真はSNSに載せてますので、ぜひ見てやってください!
F2.0で撮影した結果
ライブ撮影の基本、開放F値で撮影しました。
少しでも被写体に動きあると、ブレて被写界深度が浅いせいで、ピントが合いづらく解像度が低いです。
それでも、やはり明るいレンズ(F値が低い)の方が、ライブ撮影に向いています。
F2.2で撮影した結果
少し絞る(F値を上げる)と一気に解像度が上がり出します。
レンズは一段二段絞ると、そのレンズの持つ最高の解像度を、引き出すことができるそうです。
F2.5で撮影した結果
髪が目にかぶっていたので、同じF値で撮った違う写真を見てください。
うっすら滲んだ汗も写りそうな解像度。
この時点で二段絞っているので、このレンズがもつ最高の解像度の写真になります。
これからはライブ撮影でも開放ではなく、このF値で撮影する機会がふえそうです。
F3.5で撮影した結果
ここまでくると、横を向く被写体の両目に、ピントが合ってきますね。
明るいライブハウスやISO感度上昇による、ノイズ増加がきにならない人なら、なるべくF値を上げて撮影することをおすすめします。
F4.5で撮影した結果
絞るとレンズに入ってくる光が減少しますが、ピンホール効果によりピントが合いやすくなります。
このF値だとISO感度を上げていかないと、ミラーレスのファインダーでも真っ暗になり、被写体がどこにいるか確認しづらくなります。
F5.0で撮影した結果
絞れば絞るほど、ピント外れの失敗写真が少なくなりました。
でも写真自体は暗くなり、ノイズが目立ってきました。
結果(まとめ)
- レンズの最高解像度を試したいなら、二段ほど絞る。
- ISO感度上昇による。ノイズが気にならない人は、F4まで絞りピント外れの失敗写真を少なる。
これからは、ライブハウスの明るさを見極め、少し絞り気味の撮影に挑戦していきます。
このレンズについてのブログもありますので、よければのぞいてやってください。
超至近距離の最前で標準ズーム(RF28-70mm F2)でライブ撮影した結果【ライブカメコ奮闘記】
コメント
いつも拝見しております。
今回も興味深い考察ありがとうございます。
開放f2のレンズをf2.5に絞るのは2段絞るのではなく2/3段ではないでしょうか?f2を2段絞るとf4だと思っていました。