スタジオ撮影の時、特に個人撮影になると被写体との距離が近くなったり、スタジオ広さによっては、35㎜〜50㎜の単焦点レンズで撮ることが難しいことがありますよね。
そうなると、望遠レンズを使うのが難しい。狭いスタジオだと、望遠レンズの長所を生かすことができない。
そんな時は、大三元の標準レンズの登場です。
RF28-70mm F2L USM。レンズを使いこなせば、最高のポートレート作品を撮る事ができます!
かなりお高いレンズですが、買って損はなかったです。
少しでも、購入の後押しが出来れば良いな。
F値を生かして、人物を際立たせる。RF28-70mm F2L USM
今回、使うレンズは、キャノンのRF28-70F2。
現在キャノン最高の標準ズームレンズだ。
Canon RF28-70mm F2L USM RF28-7020L本題に戻って、レビュー開始!
最初は、F2という開放を使って撮影しました。
F値開放は、ポートレート撮影の王道なので外すことができない。
背景に配した、ドライフラワーと被写体との距離は、あまりなかったけど見事にボケてくれた。
窓の外の緑が、幻想的な雰囲気をつくってくれた。
自然光と窓に反射した蛍光灯の光のミックス。
もっと、角度を変えて撮っておけば良かったな。ここらへんは、研究しないと。
ちなみにこのレンズは、ライブ撮影にも使えます。
超至近距離の最前で標準ズーム(RF28-70mm F2)で撮影した結果【ライブカメコ奮闘記
自然光とストロボを駆使する。
スタジオ撮影なので、足りない角度からの光を足す事もできる。
でも、陰影がないとのっぺりとした、リアル感がないグラフィックみたいな写真になってしまう。
スタンド立てて、上からのストロボで撮影。
ストロボとカメラを離すことによって、色んな効果を狙う!
でも、ストロボ光の拡散が小さいと被写体の後ろに大きな影ができてしまう。
その時に役に立つのがディフューザーと呼ばれる物です。
おすすめのディフューザーのリンクを貼っておきます。
良ければ、チェックしてください!
RoundFlash Dish(ラウンドフラッシュ) ソフトボックスこのラウンドフラッシュを使った写真がこちらです。
↓
被写体全体に光が回り、浮き立たせてくれている!
これからも愛用していきます。
会話で魅力を引き出す
撮影中は、なるべく喋りかけるようにしている。
こんなポーズしてみてとか、時には笑わせたり。
やっぱり、笑顔も撮りたいよね!
小物を渡して、機嫌をとってみたりする事もある。
笑顔になってくれると、こっちもテンションが上がるので、笑顔は世界を平和にする。
ポートレートは、モデルの協力なくして
普段しないポーズを要求したり、目線をレンズから外してもらったりをお願いすることある。
作例として、寝てもらい上から撮りました。
少し髪を束ねてとお願いして、その途中を何枚か撮る。
普段の仕草を覗き見たような罪悪感から、ドキっとしてしまった。
他人には見せない仕草に表情が撮れたら、それだけで勝ち組。
チャンスは、一瞬。その一瞬をモノにするため、普段から技術を磨いておくことが大事。
構図とアングルで被写体の魅力を引き出す
ポーズを固定でお願いして、自分が動き違う構図を撮り、座り込んでカメラを下げたり、立って上にカメラを上げてアングルを変えて何枚も撮る。
プロ現場で、何枚も撮ってる理由が、今になって分かる。
僅かな差が、その写真の良し悪しを決めると言って過言じゃない。
作例、どちらも個人的には好きな写真だけど、少し顔を上げてもらい蔓を持ってもらった二枚目をSNSに上げました。
ここらへんは、カメラマンのセンスなんで、他の人が選別すると違う写真が選ばれるでしょうね。
構図に凝りだすとモデルさんに負担がかかるので、ほどほどにしている。
でも、モデルさんが一番カワイく写る角度を探すのもカメラマンの仕事だと思う。
そんな三枚を貼ります。
初めて撮るアイドルさんだったので、手探りの撮影だったけど、非常に協力的で有り難かったです!
そして、二枚目が、所属事務所が開催したフォトコンで入賞しました。ありがとうございますm(_ _)m
撮影で、心得ている事。
その時間は、二度と戻らないので、後悔のないように何枚も飽きるくらい撮っておく!
撮影会によっては、何らかの形で写真を送り掲載許可がいる場合があります。
NGにされた写真の共通点をまとめましたので、良ければ目を通してください。
掲載許可制の撮影会でモデルさんからNGをくらった写真の共通点3選
ポートレートに関して何記事か書いているのでチェックしてもらえると嬉しいです!
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