スタジオでのポートレート撮影とかありきたりで、難しいものじゃないと思うじゃないですか。
でも撮影会になると、撮影時間30秒にモデルさんの位置もあまり変えらず背景も変わらず、淡々と撮っていく事が多くなってしまう。
そんな中で個性を出して、他の人達と違う写真を撮るのは、かなり至難の業。
そこで考えたのは、ストロボの当て方と絞りで個性をだそう。
短い撮影時間の撮影会で、個性をモデルさんから一目置かれる写真を撮るには、どうしたらいいか考察しました。
ストロボの当て方
部屋の明かりを利用してもいいけど、さすがに光量が足りない。
ストロボを設置するのはいいけど、当て方によってはキツイ影ができてしまう。
キツイ影も利用して、作品にまで昇華できないかと考えて色々な角度から当ててみた。
まずは、真正面から少し斜め上にずらしてみた。
顔全体に光が当たり、あまり影ができずポートレートらしい写真になった。少しストロボのパワーが強かったみたいで、テカリがでてしまった。反省⋯⋯
ちなみに絞りは開放にして背景ボケも狙った。
次の写真は、被写体にストロボの方に向いてもらい顔だけレンズを見てもらった。
影がキツめにでた。後ろが少し離れていて、いいボケも得られそうだったので、絞り値はF4まで絞っている。
真正面と横からの写真を見てもらった。
失敗したくない時は、真正面から少しズラすのがいいでしょう。
ズラす範囲は、ディフューザー の大きさによるけど、ディフューザーからの光の邪魔にならない(被らない)くらいがいいでしょう。
でないと自分の影が、被写体にのってしまいます。
今回、使ったディフューザー はアンブレラです。
リンク貼っておきます。興味のある方は、見てください。
ライトスタンドの置く場所が
狭いスタジオに所狭しと家具があり、スタンドを置ける場所が制限されてしまう。
狭いスタジオあるあるですね。
それでも、工夫とモデルさんの力に頼り、撮影を進める。
そんな中、いい感じに雰囲気よく撮れた写真をのせます。
ライトスタンドを置く場所が左にしかなく、右の壁が白くバウンス(反射)しやすそうだったので、狙ってみた。
雰囲気は良くは撮れたけど、右目にはアイキャッチ(目に光)が入らず、SNSに上げるを断念した一枚。
次の一枚は、上からストロボを当て撮影しました。
寝てもらい、斜め上からストロボを当てて、机のバウンスで両目にアイキャッチがなんとか入りました。
ストロボ二灯も考えたけど、しっかりバウンスさせたかったらレフ板を設置した方がいいな。
まぁ撮影会の30秒なんて、ストロボのセッテングだけイッパイなんですけどね。
設定を考える(まとめ)
今回は、F値で背景のボケをコントロールして、ストロボの位置で影のつき方を検証しました。
設定は、F値開放〜F4まで、シャッタースピードは光が一番回るとされる1/80にしました。
お気づきの人もいると思いますが、部屋の明かりの色温度(ホワイトバランス)とストロボの色温度が違いすぎました。
もし、色温度を合わせたいなら、ストロボにカラーフィルターをつける事をお勧めします。
実際に使っている製品です。どんなストロボでも付きます。
ポートレートにも種類があって、スタジオもあれば、昼もあれば、夜もある。
夜のポートレートのブログもあるので、読んでもらえると嬉しいです!
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