なるべくノイズを抑えたい!
現像でなんとかすれば?という声もあるが、撮影の時からISOを下げておけばディテールを犠牲にすることもなくなる!
少しでも可能性があるなら、検証してみる意義がある!
ISOに関しては、こちらのブログを参照にしてもらえれば嬉しいです。
最初から設定してある評価測光から
説明書や初心者向けの本にも、この評価測光を推奨している。
それでも特殊な状況(ライブハウスなど)には、通じないだろうと仮説を立て検証してみる。
まずは、ライブハウスに似た状況で撮った評価測光の写真を見てみる。
カメラの設定は、マニュアルでIシャッタースピードは1/200、F値開放、ISOだけオートにした。
ライブ撮影の敵は、ノイズなので、ISOの数値を少しでも下げたい。
測光モードの違いでISOの数値は、どう動くのか見ていく。
評価測光の場合は、ISO1000。
ライブ写真では、ISO1000だったら御の字である!
逆光に強いとされる部分測光
説明書には、
逆光などで被写体の周辺に強い光があるときに有効です。画面中央部の約5.8%の範囲を測光します。
と書いてあるが、そこまで細かい計算をして撮ってるカメラマンがいるかどうか怪しい。というか撮って見た方が早い。
画面中央部ということで、合わせて撮った。
評価測光の時とポージングが違っているが、誤差の範囲だと思う。
ISOは、評価測光のISO1000からISO800に下がった。
これは、画面全体の平均か光の当たってる部分だけ測光した結果だろうか?
更に測光部分を絞ったスポット測光
被写体の特定の部分を測光するときに有効です。画面中央部の約2.9% の範囲を測光します。画面にスポット測光範囲が表示されます。
と説明書には書いてあるが、最小のAFフレーム枠ぐらいの範囲だろうか?
自分の仮説と説明書を信じて、中央に被写体を持ってきて撮影!
少し中央からズレたのか、ISOが跳ね上がってしまいISO1250になってしまった。
この結果は、動きの早い被写体、ライブ撮影には向いてないと判断してもいいのかな?
もしズレていなければ、部分測光と同じか近い結果になっていても、おかしくはないはずだ。
このスポット測光で、ライブを撮るのは至難の業だと勝手に結論づける!
最後に中央重点平均測光(長い…短くなんない?)
名前の通りなので、説明は省略でいいかな。
想像だけど逆光の場合、暗くなった被写体に露出を合わせるということなら、ISOが跳ね上げるという事になる。
ダラダラ書いても仕方ないので、撮った写真を見ていこうと思う。
結果は、評価測光と同じ数値になった。
説明書には、全体の平均で測光するとある。
ならば、評価測光と同じ結果もうなづける!
検証に考察の結果
暗い中、被写体に光が当たっているなら、スポットに部分測光は有効。
これが、動く被写体なら、測光部分から外れISOが上がる原因になる。
結論。
失敗したくないなら、評価測光。
被写体を追う自信があるなら、部分にスポット測光。
自分は、評価測光かな。
コメント