設定がある程度決まってくると、構図や背景になるライトやレーザーの位置が気になってくる。
ライトや液晶なんかを利用して更にライブ感を出したくなってくる。
こういうなのにこだわりだすと、SNSに載せる写真が減ってしまう⋯⋯
焦点距離を使う!
ライブでは、ズームレンズを使っている。
焦点距離により背景ボケの量が変わる。
被写体との距離が近づくほど、背景がボケる。F値を下げると背景がボケる。
こちらに絞りに関してブログにしてるので、良ければ見てやってください。
作例を上げます。(モデル、鶯籠)
ステージギリギリ前まで出て来てくれたので、最大望遠で撮ったら被写体が浮きだって良い感じに撮れました。
ステージの広さや奥行きも関係してくるんだろうな。今度Zepp羽田で撮る予定なんだけど、どんな感じに撮れるかな?
でも、F値が低くても焦点距離の数値が小さくなると、背景のボケはほとんど感じられなくなる。
標準レンズの広角端でライブハウス全体を撮ってみた。
どこもボケてないように見えてしまう。F値に関しては、二枚目の方が低い。
背景をボケさせ、被写体を浮き出させたかったら、被写体との距離も大事!
ローアングルもあり!
その場から動けないことの方が多いライブ撮影。
少しアングル変えたいとか、あそこのライトの光を使いたいなぁと思っても、移動ができない。
そんな時は、少ししゃがんでみたりすると、違う絵が見えてくる。
この時は、踏み台から降り、更にしゃがんだりしてみた。
その写真は、こちら↓
少ししゃがむことによって、後ろの壁との距離を稼ぎ背景をボケさせ、いつもと違う演者の表情を狙う事ができる。
しゃがんだ状態から、ズームを望遠端にすることによって、更に背景をボカす事ができる。
こうなると、ライブ撮影も一種のポートレート撮影だな!
しかし、RF70-200はすごいの一言に尽きる!
RF70-200のブログもあるのでみてやってくださいm(_ _)m
斜め構図もあり!
ライブの臨場感を出すため、ほんの少しだけ斜めに撮ることもある。
特に演者が激しく動いている時とか、熱唱している時とか効果的だと思っている。
演者の体の反りに合わせて、カメラを少しだけ傾けて撮影↓
近くにはっきりと写っている柱とかスピーカーがなければ、もう少し傾けた方が良いかな?
自分だけの性質かもしれないけど、演者の頭の角度に合わせてカメラを傾けてしまう。
最初から陰影の強い場所を狙う!
自分で光の調節ができないライブハウスでは、影でライブの激しさ凄さを伝えるのもありかもしれない。
と思い、陰影が強く出そうな所にいる演者にレンズを向けてみた。
ドラマティックに撮れた!
誰かが言ってた「撮影とは、影を撮ることだ」
今になって、その意味が少し分かる。これから狙っていこう。
二枚目は、広角で撮った中で一番のお気に入りです。
この陰影の入り方、最高。もっと撮ればよかった。
ライブであまり使わないかなと思っていたRF28-70F2が、思いのほか良い写真を撮ってくれた。
ポートレートでもライブでも人物が絡むと凄い写真を生み出してくれる!ありがとう!
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