初心を忘れないための忘備録。カメラ・写真の絞り(F値)の効果2021,8,26更新

カメラ・写真の初心を忘れぬための忘備録

絞り(F値)を変えるだけで、写真のイメージもガラリと変わりますよね。

F値について、色々と実践した結果を解説したいと思います。

このブログで、絞りの効果を知り、写真から作品に昇華させるのが目的です。

なんのために絞りがあるのか?

個人的には、背景をどこまでくっきり写すか。

モデルのどこまでピントを合わすか。

絞り値(F値)が小さくなれば、被写界深度が紙のように薄くなっていく。

右目に合わすと左目がボケる時があるくらいだ。

被写界深度については↓

初心を忘れないための忘備録。カメラ・写真の被写界深度

それに絞れば(F値を大きくすれば)レンズの特性もあるけど、解像度が上がる。

背景と被写体が離れれば離れるほど、背景がボケて被写体が浮き上がる。

ポートレートの場合は、モデルのどこまでピントを合わすか、背景も一緒に入れたい場合は絞る。

壁際で暗い場合は、開放もあり。

表現したい事を考えてF値を考える。忘れるな俺!

屋外の晴れだとF値開放は

カメラの性能によるが、屋外の晴れだと開放(F値最小)で撮ろうとしても、シャッタースピードの上限いっぱいになり、白トビが起こる場合あり。

その対策に絞る(F値を上げる)

それかフィルターを付けて、レンズに入ってくる光を制限する。

早い話、レンズにサングラスをつけるようなものだ。

今、使っているフィルターのリンクを貼っておきます。

参考にしてください。

入ってくる光を制限することによって、シャッタースピードを下げる事ができる。

水の流れとか動くをものをブレて撮る事ができる。

風景写真。広大に撮る時は?

風景の場合、できる限り隅々まで撮りたい時は、絞った方が良い!

作例の写真のピントは、雲に合わせてます!

F8 1/1000 ISO100

絞る(F値を上げる)とシャッタースピードを落とさないといけない。

シャッタースピードを下げる。被写体(ピントを合わせたい所)が遠いと手ブレがおきる。

手ブレを防ぐために三脚を使う。

この三脚だと俯瞰(真上からの)撮影も出来て愛用している。

俯瞰の場合は、床や机に被写体を置いての撮影が多いので、絞りを開放(F値を一番小さく)しても問題ないが。手持ちだと構図を決めてもズレるし、何より下向きの姿勢がツライ!

作例を貼ります。

何かの参考になれば嬉しいです!

ポートレートでは?

あおのん
あおのん

人物が、主役のポートレート撮影では、よく開放F値を使う人がいる。

人物が浮き上がるし、背景もボケてモデルが際立つのはよく分かるが、背景も写したい時もある。

その時は、F値を上げて、ピントはモデルだけど、背景も取り入れる。

どこまで、背景を入れるかは、F値を変えながら何枚も撮って後で選別する!

忘れるな俺!(2回目w)

この前、撮った撮影会の写真を作例として貼ります。

ちなみにモデルは、W.(ダブルヴィー)というアイドルグループの研究生さんです!

さすがは、F2開放だ。よくボケてモデルが際立つ!

F2 ISO320 1/80

F2.5に絞った。

後ろに写り込んだ人の性別が分かるくらいに浮き上がってきたw

F2.5 ISO320 1/80

F3.5までくるとモデルの両目までピントが合ってくる。

F3.5 ISO320 1/80

モデル優先だとF4くらいが良いかな。

次の作例はF4です。

F4 ISO320 1/80

F4までくるとくっきりと写って、解像度が上がってるのが分かる。

結論!

現場で、絞りを変えながら、何枚も撮って選別しろよ俺(3回目)!

補足!焦点距離!

背景のボケ感は、焦点距離でも変わるぞ未来の俺(4回目)!

望遠レンズで撮れば、同じF値でも背景がよくボケる。

作例を探して貼ります!

モデル、リリシック学園、矢野瑞姫

F2.8 ISO!00 1/800 焦点距離200㎜

背景に何があるか分からないくらいボケてる。

使ってるレンズは、70-200F2.8の望遠レンズの200㎜側(望遠端)を使ってます。

ちなみにバックは、大阪城ホールです。

まとめ

背景ボケのコントロールは、F値はもちろんレンズの焦点距離に被写体との距離にセンサーサイズでも変わってくる。

時間があれば、全て試し自分が最良と思う写真を選ぶ。

時間はかかるが、それが近道です。

ということで、がんばれ俺!

コメント

タイトルとURLをコピーしました